フォルキシガ(ダパグリフロジン)10mg

2019.04.25 Thursday 20:51
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    フォルキシガ(ダパグリフロジン)10mg


    フォルキシガは、血糖値を下げるお薬です。新しいタイプのお薬で、糖尿病の治療に使用されています。

    糖尿病とは、体内の血糖値が何らかの理由により高いまま維持されてしまう疾患です。血糖値が高いまま放置すると、手足のしびれ(神経障害)、眼の病気(網膜症)、腎臓病のような合併症を引き起こしてしまいます。フォルキシガは、服用することで高いまま維持されていた血糖値を下げ、これらの合併症の発症を予防します。

    フォルキシガは、有効成分ダパグリフロジンを1錠に10mg含有しています。ダパグリフロジンはSGLT2阻害薬といわれるお薬で、体内の余分な糖分の再吸収を抑制することで尿から排出する作用があります。それによって、体内から余分な糖分がなくなり血糖値を低下させることができます。

    体内から排出される糖分の量はかなり多く、海外の臨床試験では1日で約68gもの糖が排出されたと報告されています。余分な糖分を排出するという作用から、他の糖尿病治療薬のように血糖値を低下させるインスリンの分泌を促しません。そのため、過剰に血糖値を低下させてしまう低血糖症状を起こしにくいという特徴があります。

    ダパグリフロジンは低血糖等の副作用を起こしにくいので安全性が高く、なおかつ強力に血糖値を低下させることができるとして注目を集めています。有効成分ダパグリフロジンは、2012年10月、オーストラリアにおいてSGLT2阻害剤として世界で始めて2型糖尿病治療薬として承認を取得し、2017年4月現在、アメリカを含む85カ国以上で承認・販売されています。

    日本でもダパグリフロジンは承認されており、フォシーガという販売名でアストラゼネカ株式会社により製造・販売され多くの糖尿病の方に服用されています。フォルキシガという名前は欧州連合(EU)やアメリカでのフォシーガの販売名です。

    フォルキシガを服用する際に、注意することがあります。フォルキシガの利尿作用により多尿・頻尿になることがあるということです。一般的に1日あたり、2,500〜3,000mlを超えた場合、多尿と診断されています。一方、朝起きてから寝るまでの排尿回数が8回以上の場合、頻尿と診断されています。多尿・頻尿により体液量が過剰に減少してしまう脱水症状になってしまうことがあるので、こまめに水分補給をするようにしてください。

    フォルキシガを服用することで尿量が340ml程度増加したと報告されているため、脱水症状を予防するために、普段よりペットボトル1本分程度多めに水分を摂取するように心がけてください。フォルキシガは、尿として糖分を排出するため尿路感染を起こし、腎盂腎炎、敗血症等の重篤な感染症に至ることがあります。

    また、膣カンジダ症等の性器感染を起こすこともあるため、症状を十分に観察するようにしてください。感染症を予防するために、トイレを長時間我慢しない、陰部を清潔に保つことが推奨されています。

    フォルキシガ(ダパグリフロジン)10mg
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